iti インプラント
いろいろ調べてみると、歯周組織を再生する技術はすでに実用化(軽グロ注意)されている模様。で、読売の記事は、歯周組織だけではなく、血管から神経からエナメル質まで一式そろった「歯」を再生しようというもの。歯というのはこれでけっこう複雑な組織で、外側は上皮系由来、歯髄は間葉系(骨や軟骨を作る)由来の幹細胞が形作る。で、その両方を作り出すのが歯胚細胞というそうな。 歯に限らず、医療に応用する目的で幹細胞から代替臓器を作り出す研究で必ずついて回るのが、どうやってその形を作り出すのかという問題。抜けた歯の跡地に何か細工をして、ちちんぷいぷい、ほぅら新しい歯が生えてきました・・・ていうわけにはいかない。お薦めのインプラント情報はこのサイトでも紹介しています。
骨の再生や増生は可能であるが、インプラント周囲に歯根膜を再生させることは出来ない。この歯根膜がインプラントに存在しないことが、天然歯と比べた時の大きな相違点である。歯根膜は噛む力の感知の役割を果たす感覚器でもあり、歯根膜のないインプラントは、咬合機能圧に対する反応が天然歯とは異なると報告されている。天然歯とインプラントを長期に並存させようとする場合に不具合が生じることがありうる。お薦めのインプラント情報はこのサイトでも紹介しています。
セルコンは、スイスのチューリッヒ工科大学とドイツのデグデント社によって開発された酸化ジルコニウム(ジルコニア)含有の補綴材料であり、金属と同等の強度、セラミックスの生体親和性、審美性を有するため、金属アレルギーや審美を求める患者の歯科補綴治療に使用が期待されていたが、その強度のため加工が困難であり、高性能な精密装置の開発が待たれていた。セルコン・スマート・セラミックス・システムは、セラミックスジルコニアブロックをCAD/CAM技術で削りだし、加工する装置であり、口腔内全てをオールセラミックスで補綴することが可能となっている。
ナソロジー的な咬合の考え方として前歯は臼歯が完全に沈下した時点で初めて前歯部が接触する咬合の付与が推奨されている。臼歯部の歯根膜による沈下量は前述の通り30μmであるため上下歯で合計60μmとなるが、前歯部にも当然歯根膜があるため補正され、天然歯の場合は臼歯が軽く咬み合う際に前歯部は30μm離開している事が望ましい。一方でインプラントの場合は歯根膜がないため前歯部の調整の際は60μmの離開量が必要となる。インプラントを臼歯部で3本並べて配列する際、一本を2~3mm横にずらして配列するとベクトルが分散され水平力が20~60%軽減するという報告がある。この配列方法の事をオフセット配列と呼ぶ。
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